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看護師2年課程(通信制)の臨地実習


臨地実習は紙上事例演習、見学実習、面接授業で構成されます。
(臨地実習に関する詳細は、入学後に配布される「実習要綱」をご参照ください)
紙上事例演習は1つの科目であり、各領域の看護学実習I(例えば基礎看護学領域では、基礎看護学実習I)と表現されます。
見学実習と面接授業は両方で1つの科目であり、各領域の看護学実習II(例えば基礎看護学領域では、基礎看護学実習II)と表現されます。

紙上事例演習

通信授業の方法で学習を進めます。与えられた患者情報から、アセスメント、問題の明確化、看護計画の立案を行いレポートします。学んだ知識を活用し、一連のプロセスを考えていく中で、論理的に思考する力や、問題解決能力を高める訓練を行っていきます。
各看護学領域で2事例ずつ行います。1事例ずつレポートを作成し、添削指導を2回受けます。

病院見学実習

本校で指定された実習施設で、2日間、見学実習を行います。
実際に行われている看護活動を見学し、患者理解や看護過程の展開(アセスメントから評価修正のプロセス)等について理解を深めます。学んだ知識や考え方を活用し、改めて現場で行われている看護活動を見学することで、多くの学びが得られると期待しています。
また、実習生として看護の現場に臨むので、患者側の視線で看護を観察する視点をもち、患者の理解を深めます。

*見学実習施設について
実習施設は科目履修登録時に提出された「実習希望地域」を勘案し、本校で指定します。
県外転居等やむをえない理由のある場合、本校指定施設以外で見学実習を認めることがあります。本校指定施設以外で見学実習を希望する場合は、必要な手続きがあります。
但し、臨地実習の面接授業は本校で受けなければなりません。

面接授業

通信授業で学んだ知識・技術と紙上事例演習や見学実習で学んだ内容を統合して、看護実践に関する考察を深め、自己の看護に対する考えを明確にすることをねらいとしています。
病院見学実習前1日間と終了後2日間行います。
グループディスカッションの時間を多くとり、自らの考えを発言し、他者の考えや学びを共有する中で、統合的な対象の理解、系統的なものの見方、科学的根拠に基づいた問題解決について学びを深めます。

臨地実習の進め方

臨地実習では、まず、その領域の紙上事例演習を行います。3事例のうち1事例または2事例のレポートを提出後、見学実習・面接授業に進みます。
見学実習の前に1日面接授業を行い、見学実習後に2日間の面接授業を行います。
見学実習・面接授業の後に、紙上事例の残りの事例レポートに取り組むことになります。


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